自己紹介
木島 伸昌(きじま のぶまさ)
鍼灸師
1988年 大阪府生まれ
明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科を卒業、臨床の現場へ。
知識・技術を深めるため明治東洋医学院専門学校 教員養成学科に入学。
卒業後は鍼灸整骨院・鍼灸院・整形外科で勤務をしたのち、北摂地域を中心に出張専門の治療院を開院。
鍼灸治療や東洋医学を広めるため、長年育った地元で店舗を構える。
【資格】 国家資格 はり師・きゅう師 免許
第一選択肢を目指して
私が臨床の現場に出てすぐに腰を痛めました。
鍼灸師として自分の行っている鍼灸がどれほど効果があるのか知りたくて、近所の鍼灸院を探しました。
しかし鍼灸師である自分がどこの鍼灸院へ行けばわからなかったのです。
これが私が困った内容です。
何を専門に治療しているのか
どんな治療をするのか
病院で書かれているような『診療科目』や『治療方法』などの内容は鍼灸院には一切書かれていないのです。
何故かというと鍼灸院には広告制限があり必要以上のことは書けない決まりだからです。
こんな状況では知識の無い一般の方は鍼灸を選択肢として入ることすら無いだろうと感じました。
ではどうすればいいのか・・・・全部診れるようにするしか無いのです!
一般の方が鍼灸院に行けばどのような状況なのかが分かると、知ってもらう必要があります。
現在は病気になると本・インターネット→病院の流れです。
しかし本やインターネットを使って調べたときに不安は解消されるでしょうか?
かと言っていきなり病院は行きたくない・・・
そのためにプライマリ・ケアを実践する家庭鍼灸師が必要なのです。
プライマリ・ケアとは「患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医によって提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービスである。」
要約すると『あなたの一番近くで、あなたに寄り添う医療』ということです。
プライマリ・ケアの考えでいうと第一選択肢には既にある病気に対しても、未病の状態にも対処できる鍼灸師が最も当てはまるのです。
私が最初に困った際にも第一選択肢としての身近な家庭鍼灸師がいなかったことが原因でした。
そのためにも私は地域に密着した『あなたの第一選択肢」になる鍼灸院を開院を決意しました。
身近な睡眠だけれども
結論から言うと『睡眠は大事』ということです。
当たり前と言われるかもしれませんが、以外と皆さん睡眠をないがしろにしているのです。
学校や仕事の作業で追い込まれたときに一番最初に削られるのは睡眠です。
実際に睡眠を取った方が作業効率が上がるという結果が出ているのです。
徹夜などで睡眠不足の状態では作業効率も低下しますし、免疫力の低下を起こし病気を引き起こす等の体に良いことは一つもありません。
睡眠障害は様々な病気の原因の一つなのです。
疲労は体の限界を知らせ活動の制限をするアラームの役割をしています。そこで睡眠や栄養を接収することで回復を促します。
いつまでも疲労が残り続けると脳に疲労がインプットされてしまいます。
その状態が長く続くと高血圧や肥満などの病気の原因にもなりえます。
しっかりとした睡眠を取ることが、健康で疲労知らずの体づくりの基本です。
病気にならないためにも
東洋医学には『未病治』という考えがあります。読んで字のごく未だなっていない状態を直そうよということです。
「検査結果では何も悪いところが無いが、何か身体が不調だな」と感じたことは無いでしょうか?
西洋医学では検査で悪いところが無いと治しようが無いのです。何故なら検査に出ていない以上は健康という考えのため仕方が無いのです。
東洋医学では健康と病気の状態も常に移り変わるという考えのため、健康と病気の間の『未病』という状態があるのです。
東洋医学では未病の考えがあるため、予防の分野で活躍できます。
何事も小さな状態で予防しておくことが、大きな問題を起こさないようにできます。
あなたの小さな段階症状を知ること+病気になり得る初期の要因を治療すること=治未病となります。
だから私は睡眠・疲労に特化した治療を行う鍼灸院を始めると決意したのです。
